ライオンズ日本一のために最も改善すべき事

今日は。ライオンズの日本一が見たいtthgです。

本題に入る前に大晦日に「首都圏でプロ野球観戦」のコンサバティブさんより本来ブログを参考にしていると御礼の言葉をいただいた事へ感謝いたします。コンサバティブさん今年もよろしくお願いします。

さて本題。昨日、下記の通り今年こそライオンズの日本一を切望する記事を書いた。

今年こそ日本一の栄冠を掴み取れライオンズ。


だが、現実的には大きな壁がある。それは「短期決戦の弱さ」である。辻監督就任後3年連続でアドバンテージがありながらCS敗退というのが現実がある。勿論、戦力的な話や短期決戦の経験不足という要因は大きい。しかし、それよりもまず考えなくてはいけない事があるとtthgは考えている。今日はその事を語って行きたい。


まず、前提として戦力値の問題。投手力不足で野手は層の薄さという問題がある。これがCSを勝てない大きな要因である事は確かだ。しかし、戦力的に全く問題外なのかというとそうでもない。去年9月のチーム成績は短期決戦を勝ち得るチーム力を示している。下記の通り9月のチーム防御率率は3.30でQS率は61.9。この一月だけ切り取れば投手は十分勝てる数値を残していた。逆に打線は打率.255,OPS.717と湿り気味他チームに対しては優位とは言えず、9月は守り勝ったという内容だった。

年間通して投手力は維持できないとしても、今の戦力でもシーズン終盤に調子をMAXに持っていけば競争力のある投手力がある。しかも打線が他のチーム並みでも勝てるわけだから、秋山選手が抜けた打線でも調子が噛み合えば9月のチーム力の再現は不可能ではない。そのシーズンで好調なチームのエース級はいくら打線が良くても打てない。そのエース級と当たるCSと日本シリーズは打ち勝つよりも失点を防ぐ戦いのほうが向いている。その意味で言うと9月のチームの方が打線頼みで勝った8月のチームの方が向いている。

勿論これは簡単ではない。9月ー10月にMAXになるように調整するの難しいし、出来たとしても前半で負け過ぎればそれも意味がない。しかし、今の戦力は厳しいが、絶望する必要は無く若手の覚醒や外人が当たった場合には可能性はある。それが今のライオンズの戦力的な状況である。

だが、采配が短期決戦を勝ち得るものになっていないという点は極めて致命的な弱点である。その象徴が大晦日に書いた平井投手先発構想である。

手負いの平井投手をCSファイナル5戦先発構想に見るライオンズの闇。


短期決戦は調子の悪い者は外す。これが鉄則だが、あろうことか手負いで初戦に打たれた平井投手をさらに使おうとするのは、短期決戦の戦い方としてお粗末である。そして、シーズン中1番信頼のおける中継ぎであった平井投手を前半に無駄違いしまくって壊した采配も終盤の短期決戦を軽視した采配である。勿論平井投手以外で負ける可能性はある。しかし4-5点差あっても他に任せず平井投手を使うのはあまりに酷い。とりあえず目先の勝利確率だけを追うやり方はシーズンで勝ててもその後にお釣りがなくなり、CS以降で負けるか確率が高い。

今年の投手起用は退任した小野コーチの影響は大きいと思われるが、平井投手の先発起用は監督も一緒に考えたようだし、前半に一部の投手を使い過ぎて夏場に中継ぎ壊滅というのは2018にもあった。少なくとも辻監督もこうした投手起用に一定の責任がある事は間違いなく、監督が変わる必要がある。少なくとも今後は、前半で使い過ぎて中継ぎが崩壊するようなやり方を監督自ら強く戒めて戦い方を改めないなければ日本一は極めて難しい。

前半我慢する戦い方は、その時点でシーズンが終わるリスクはある。目の前の勝利が欲しくなる気持ちも分かる。しかし、今の戦力ではどこかでギャンブルしないと日本一はない。前半の中継ぎ酷使リスクを負うギャンブルには勝算がない事は明らかだ。今年は負けを覚悟をして我慢するギャンブルをして欲しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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