キャンプの効率化を考える。

今晩は。tthgです。今日はキャンプの話。

先日、キャンプ中継をザッピングしていたところ、気になった事があった。それはずばり「投内連携のやり方」だ。正直「やる意味ある?」と思ってしまった。やっている内容は普通だ。しかし、量が全く足りない。

例えば、投手がホームに投げた後にゴロを転がして1-6-3とか3-6-1などの練習をしているのだが、マウンドに10人ぐらい投手が集まって順番待ちをしている。内野陣は各ポジション2人ぐらいだからそれなりの量をこなすが、投手はそうではない。自分の番が終わった後5分ぐらい待っている。投内連携の運動量は一回当たりは大したことがない。それを5分のインターバルでやっていては全く運動量確保できない。投内連携だって投手の足腰を鍛える効果は十分にあるのにこんなに休み休みやっていては勿体ない。

さらに問題なのは、1-6-3や3-6-1などの各プレーは投手一人単位で考えると1回ないし2回しかやっていない。これでは、各プレーにおける技術的な向上など見込めない。フィールディングが得意な投手は確認だけすれば良いかもしれないが、苦手な選手の弱点克服には全く役に立っていない。

やるなら、投手は3人ぐらいにして、絶対量をこなすべきだ。内野陣も各ポジション一人で十分だ。もっとたくさん組みを作って同時進行で一気にやらないと勿体ない。場所が足りなければ、レフトポールとライトポールのそばに簡易のホームベースでも設定してそれぞれ規定の距離を測って内野を造ってしまえばよい。内野手が足りなければ外野陣にでも手伝ってもらい、それでも足りなければ投手も守備もやったらよい。

外野手や投手だって投内連携で休みなく動けば確実に肉体の鍛錬になるし、外野手は緊急時に内野を守るための鍛錬になる。外崎選手のようなユーティリティを目指す基盤にもなる。短時間集中して3面同時進行でやれば、他の練習を阻害することもない。上手くローテを組めばレギュラー野手との連携も経験できる。

日本のキャンプは時間ばかり長くて密度がないとか、メジャーは短時間でも集中してやっているという話を時々聞くがその象徴のような場面だった。

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