他球団の2軍を観察することが補強への道

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まずはこちらをご覧頂きたい。これはトレードや自由契約によって他球団に移った選手で、移籍先で開花した選手のリストである。これを見ると他球団で埋もれている才能は少なくないことが分かる。この他にも、ジャイアンツの立岡選手、ファイターズの大田泰示選手、バファローズの金田投手など、パッと思い浮かぶだけでも、移籍による開花という例は多い。

そもそも、一軍の絶対的レギュラーは15-20人程度で、残りは良くて一軍半、大概は2軍なのである。支配下登録が70だから、50人程度は「良いトレードオファーがあれば出しても良い」という選手である。そうした選手が他の11球団で550人いる計算になる。

そして、この550人は一度プロのスカウトの目を通して「合格」してプロの世界に入った者たちである。中には完全なる見込み違いや怪我でどうにもならない選手もいるが、ポジションの関係、チームカラーに合わないなど実力以外の部分で燻っている選手は絶対に存在する。(ライオンズで言えば、坂田選手が典型例)そうした選手たちが冒頭のように、うまくはまれば他球団で活躍するのである。

元中日の監督の落合さんが著書(注1)の中で、他球団を解雇された選手が参加する「トライアウト」を「宝の山」と言っている。一度プロに入った「経験」があり中には過去に実績を持つ者もいる。他球団で構想外だからと言って自球団で戦力にならないとは言えない。そうした選手を多額の契約金も年俸のなく獲得できるのはリスクの低い投資であると落合さんは主張している。

他球団からトレード又は自由契約で獲得し得る人材の中には、「絶対に使える選手」がいる。そして、その確率は全国のドラフト候補生の中から「掘り出し物」を見つけるよりはるかに高い。そして落合さんもいうように、多額のお金を投資する必要もない。今のライオンズの財政状況を考えたら、この「宝の山」を放置する手はない。

他の11球団の2軍を専属で観察するスカウトを各球団一人ずつ雇うぐらい大胆なことをしても良いと思う。例えば、年俸500万のスカウトを11人雇っても5,500万である。これで、毎年一軍レベルの選手を掘り出せるなら、全然安い。あらかじめ3-4人再生枠みたいな枠を確保しておいて、毎年他球団の2軍選手で「使える」と判断できる選手をピックアップしておいて、自由契約になったら即オファーして獲得するほうが、下手に未知の新人に契約金払うより、よほど効果的な補強になる。自由契約にならなくても、トレードという手段もある。

是非積極的に他球団の眠っている才能にスカウトの目を向けて欲しい。

注1:落合博満 アドバイス――指導者に明かす野球の本質

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