ファーストとサードの最適守備位置~セイバーメトリクス的戦術考察⑥~

結論から言うと、ファーストとサードはもっと一塁線と三塁線を占めるべきと思う。一塁線と三塁線を抜けると、長打になる。一方、三遊間と一二塁間の打球は抜けても基本単打である。さらにはある程度、ショートとセカンドがカバーできる。そう考えると、ファーストとサードが一塁と三塁を占めて守った場合のリターンがリスクを上回っているように思う。特に、守備範囲が素晴らしく広いショート源田選手がいるライオンズのサードは、「絶対に三塁線は抜かれない」という守備体形を取ったほうが得にに思える。

具体的に、どうやって、一塁線と三塁線の占め方であるが、ベースに近づくより、前に守ることが重要と思う。一塁線と三塁線を抜ける可能性が高い打球は、ベース付近から切れていくような打球だから、前にでれば、多少ショートセカンドよりに守っても、一塁線と三塁線を抜かれることは防げるし、ボテボテの内野ゴロをアウトにできる確率が上がるので、トータルのアウトの確率が上がると思う。

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