CSへ向けて勝利より大事なこと

昨日の試合は非常に残念ながら敗戦だった。それ自体は決して良いことではない。しかし、九回の反撃は敗戦の中にも意味があるものだった。8回までルーキーを崩せなかった。頼みの綱であるはずの牧田、シュリッター両投手が打たれた。平井投手はボークで余計な点を与えてしまった。(ボークは厳しい気がしたが)そんな中でも9回浅村キャプテンを筆頭に一丸となって勝ちに行っていた。

CSに向けて一番大事なことは「昨日の九回の状態を心理的に保つこと」だと思う。ただでさえ、ホークスは早々順位が決まってしまい、第一ステージもない。第二ステージの初戦にどのように仕上げるか難しい局面である。加えて先日主砲柳田選手が故障をした。ホークスの選手は「怪我だけはしたくない」と再認識しただろう。その上で、消化試合を全力で戦うというのは非常に困難である。知らず知らずのうちに体が休んでしまい試合に出ていても今までと同じようにはいくまい。柳田選手の怪我はホークスの調整を非常に難しいものにしたように思う。

一方ライオンズとイーグルスはおそらく最後まで2位の座を争うことだろう。最後まで緊張感のある戦いを続け、第一ステージの痺れる舞台を経験する。これはライオンズにとって今年の数少ないアドバンテージである。最後の最後まで、昨日の九回のようにチームが「勝つこと」に集中し続けることこれが、今ライオンズにとって一番大事なことだと思う。なまじ、ライオンズ5連勝、イーグルス5連敗とかで2位が決まってしまうより、結果CSホーム開催を逃しても、最後までもつれたほうが、心理的には良い状況ではないか。

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