ひたすらファウル作戦。

初投稿です。今回は今後のライオンズに必要な戦術の話。正直、今のライオンズ及び日本プロ野球の状況的では何か画期的な戦術を導入して、他の球団と差別化しないと黄金時代の再来というのは厳しい。昔の根本さんみたいな球団フロントが暗躍して他球団を出し抜いて戦力を囲っていくのは現実的ではないし、FA時代にマネーゲームでソフトバンクに勝つのは難しい。球団の財政的な制約の下でも持続敵に戦力を確保するためには、抜本的な戦術変更が必要である。

第一弾はずはり「ひたすらファウル作戦」。バントと判定されない程度にバットを寝かせて最短距離でバットをだして、ひたすらファウルを打ち続け、明らかなボールを見逃しフォアボールを狙う。これが作戦の概要である。極端な話ミットの直前で当てるようにすれば、打撃妨害による出塁も見込める。いつか忘れたけど甲子園でカット打法が話題になったけどあれをイメージしている。

「ヒット」を打つより「ファウル」を打つほうが技術的には楽なはずである。ヒットを打つにはヒットポイントをある程度前にしなければならないが、ファウルであれば、ヒットポイントは後ろで良い。

現状、打率が低迷している打者に徹底的にファウル打ちを練習させ、フォアボールでの出塁を狙わせる。そうすれば、トータルの出塁率は上がるのではないか。今のライオンズでは、源田、木村、外崎、銀次郎(今年は例外でいつもは一割台もある)あたりが候補か。

そして、この作戦の一番重要な点は「相手に球数を投げさせる」ということである。ひたすらファウルを打てば必然的に相手の球数が増える。例えば、一人10球投げさせれば、4人で40球である。1-4番にファウル狙いの打者を並べ、各打者が10以上投げさせることに成功すれば、大体2巡目の4番までで100球を超えるのほぼ間違いない。そうすれば、先発を早い回で下すことができ、比較的能力の劣る中継ぎ投手と勝負できる。たとえ負けても、球数を投げさせることで、次回以降の当該投手の疲労蓄積というダメージを負わせることが可能である。

さらに言うと、この作戦を遂行する打者は成績が頭打ちになった打者だから、打力という意味で戦力にならなかった選手を打撃面で戦力とすることができるというメリットと、二軍でくすぶっている打者に練習させれば、万が一1軍のファウル打ちの名人がFAしても安定的にファウル打ちの名人を供給できるというメリットがある。

ちなみに、辻監督は現役時代ファウル打ちの名手で幾度となく、ファウルで突破口を開いていた選手だったので、ファウルうちの指導などお手の物だと思われる。

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